「ほめ写プロジェクト」とは、子供が頑張っている姿など良い表情の写真を部屋に飾って、子供をほめるきっかけ・材料にすることで、子供の自己肯定感を伸ばそうという取り組み。
こんな取り組みがあるんだ!と、ほめ写プロジェクトサイト内にある「自己肯定感チェックシート」を子供とともに試してみたことについてお伝えします。
また、ほめ写とは具体的にどんなことをすればいいのか、主体となっている団体や賛同している企業についても掘り下げてみたいと思います。
目次
「ほめ写プロジェクト」っていったい何?
ほめ写プロジェクトの公式サイトを見ると、ほめ写とは、
- 子供が楽しんでいる時・頑張っている時など、生き生きとした表情の写真や家族で写っている写真を選ぶ
- A4サイズくらいの大きめにプリントして、子供の目線の高さに近いところに飾る
- 「生まれてきてくれてありがとう」など、子供の存在そのものを認めてあげるような声掛けをして親子で写真を楽しむ。
ということだそうです。
赤ちゃんの頃の写真も飾っているのですが、無意識に赤ちゃんだったころの話題が出たりして、たしかに写真が持つ力はすごい!
「ほめ写プロジェクト」は、プロジェクトメンバーとして以下のような方々がかかわっています。
- 親野智可等(教育評論家)
- 篠原菊紀(東京理科大教授)
- 岩立京子(臨床発達心理士)
ベストセラー『「叱らない」しつけ』の著者、フジテレビ「とくダネ!」で脳科学などの解説・監修、Eテレの「すくすく子育て」のアドバイザーとそうそうたるメンバー。
ほめ写プロジェクトは、「何の根拠もなくやってるわけじゃありませんよ」「専門家のお墨付きですよ」ということですね。
私は個人的には、写真を飾って子供をほめるきっかけにするというのは大賛成です。
すごく良い取り組みだと思いますし、子供にも良い影響がありそうだなとは思います。
でも、
なぜか、
「うさんくさっ!!!」
という第一印象を持ったのは私だけ…?(笑)
もちろん写真もいいと思うけど、子供の自己肯定感を高めることが目的なら、子供が描いた絵とかでも同じ効果はあるような気がする。
でも、「写真を使いたい理由」「写真である意味」があるんでしょうね。
スタジオアリス・日本おひるねアート協会などが「ほめ写」に賛同
「ほめ写プロジェクト」は富士フイルムが主体となって行われている取り組みです。
賛同している企業は、
賛同団体・企業
- 国立青少年教育振興機構
- スタジオアリス
- 3M
- 日本おひるねアート協会
- 日本セルフエスティーム普及協会
- 日本フォトイメージング協会
- ニューバランス
- FATHERING JAPAN
- Best Planner
どういう企業が賛同しているのかというと、写真関連企業や子育てや教育に関するNPO法人などです。
日本フォトイメージング協会は、運営委員長が富士フイルム関係者、Best Plannerは写真館運営のコンサルティング会社、3Mは写真プリントの原材料メーカー。
スタジオアリスは子供写真館ですし。
つまり、「富士フイルムが写真プリントの売り上げを伸ばすために写真業界を巻き込んで行う販促活動」であるということが見えてきます。
今はみんなスマホで撮ることが多いからプリントする機会が少ないもんね
ぜひ盛り返してほしいです!
いったいどんなところで写真と関係してるんですかね…?
ほめ写公式サイト内の自己肯定感チェックシートを試してみた
ほめ写公式サイト内に、自己肯定感が高いか低いかを判定するチェックシートが設置されています。
「今の自分が好きだ」など、全14個の簡単な質問に4択で答えていくだけなのですぐにできます。
私の結果は、56点満点中24点…。
「自己肯定感は低めだが伸びる余地あり」との判定でした。
わが家の子供にも試してみました。
少し考えながらも、サクサクと答えることができました。
子供の結果は、56点満点中なんと50点(笑)
そもそも楽天的な性格の子なんですよね…なんでもオッケーオッケー!みたいな。
それが自己肯定感なのかどうかはよくわかりませんが…毎日楽しいようなのでよしとします。
ほめ写をやった後、再度チェックしてみるとさらに上がるのでしょうか…。
もしかして、これは今までわが家がほめ写に近いことをやってきた結果かもしれない!?
いや、その子の性格の問題かもしれない。
つまり、よくわからない??(笑)
しばらくほめ写をしっかり継続して、またチェックシートをやってみたいと思います。
ほめ写プロジェクトまとめ
- ほめ写プロジェクトとは、写真を使って子供の自己肯定感を伸ばす取り組み
- 富士フイルムが写真関連企業を巻き込んで行う販促活動でもある
- ほめ写公式サイト内の自己肯定感チェックシートで子供の自己肯定感をチェック
部屋に子供や家族の写真を飾るだけで、「ああ、この時はこうだったな」と思いがよみがえったり、会話のきっかけになったりもします。
無意識に飾っていた写真ですが、これからは写真を通して子供と接することを意識してみたいと思います。
以上、ほめ写プロジェクトについてでした!