子供とのくらし

何も続かないと悩んでいる人は完璧主義者

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一つの物事を根気強く続けるのは得意ですか?

何年間も、これだけは続けてきたと言えるものはありますか?

仕事にしろ趣味にしろ、続けられないって人としてマイナスイメージですよね。

意思が弱いとか、嫌なことから逃げてるとか、飽きっぽいとか。

継続は力なりっていう言葉があるくらいですし。

本当は一つのことを続けたい。続けたいのに気持ちが閉じてしまうんですよね。

なぜ一つのことを続けられないのか。

私が考えるその原因と、継続力を身につける方法をお伝えいたします。

完璧にできないなら、しない方がマシ

物事を続けられなくて悩んでいるという人は「完璧主義」な性格に心当たりはないでしょうか。

たとえば、部屋が散らかってきたからそろそろ掃除をしないといけないなと思いつつ、どうせまた散らかってしまうのならそのままでいいかと思ってしまった、なんてことありませんか?

まさに今の私そのものなんですが…。

 

一見、ただ面倒くさがりでだらしないだけに見えますが、実はこれ完璧主義ゆえの考え方なんです。

100か0か、白か黒か

モデルハウスのような綺麗さを保てないなら掃除することに意味を見出だせないんですね。

完璧にできないのであればやらない方がマシだ、やるだけ無駄、という思考。

このような考え方のくせがついている人は、6割でも7割でもある程度できていればいいということに納得できません。

 

以前私が夕食のハンバーグを作っていた時の話ですが。

レシピ通りに作っているはずなのになぜかうまく作れなくて、おまけに最後の最後で少し焦がしてしまったことがありました。

もう作り直す時間も材料もない…。でもこんな出来損ないのハンバーグを出すくらいなら何もない方がマシだ!と、完成したものを全部捨ててしまったことがありました。

何もなくてマシなわけないよね(笑)

さすがに自分でもドン引きですけど。

あ、ちなみに夫はハンバーグが焦げてようが生焼けだろうが文句を言う人ではないんですけどね。

あくまで自分の基準、自分のプライドが許さなかったんでしょうね。

 

ただ、完璧主義と言っても、傍から見て完璧かと言われるとそういうわけではないのです。

他人から見て60点だろうが50点だろうが、本人が自分で納得するものならいいということです。

完璧主義者の中には他人に対して厳しい人も甘い人もいますが、共通点は「極めて自分に厳しい」ということ。

厳しすぎるがゆえに、達成できそうにないと判断した高い目標は放棄、つまり挫折してしまうんですね。

先回りして悪い結果を予想してしまう

私の場合、あんなにキラキラとした気持ちで始めたブログも、気がつけばなんだか更新するのが億劫になっている自分がいる。

けっしてブログに飽きたとか嫌になったとかそういうわけじゃない。

なのに気分が高揚しないのはなぜなのか。

それは、「こんなことをやっていて何になるのか」という悪魔のささやき

 

こんなことをチマチマやっていて何十万とか稼げるわけ?

だいたいブログを見てくれてる人だってほとんどいないのにどう考えてもムリでしょ。

何十万も稼いでる人はそもそもやってることが違うんだよ。

もうやめたら?

 

これはブログに限らず、習い事にしろ資格取得にしろ同じこと。

試合に出ても優勝できないならやってる意味ないからやめよう。

小説書いても芥川賞作家になれそうもないから書くのやめよう。

例えるならそんな考え方です。

とてもとても極端な考え方です。

でも完璧主義者の頭の中はいつもこんな感じなのです。

優勝できなかったら次も優勝目指せばいいと思うし、

芥川賞作家じゃなくても素晴らしい小説書いてる人たくさんいるけど?

このような中間の思考ができないのです。

だから、何でも途中でやめてしまう。

私が完璧主義者になってしまった原因

思い返せば私の母親は私以上の超完璧主義者でした。

いつも他人の目を気にしては、

「そんな服変だよ、もっといい服着なさい」

「そんなんじゃ近所の〇〇さんに笑われる」

「そんな地味なことよりもっと目立つことしなさい」

とか。

他人から羨望の眼差しを向けられていないと気が済まない人だったんです。

私が気に入って買った服なのに

 

母は何て言うだろう

地味な色で似合わないって言われるだろうな

 

 

楽しそうだなと思って始めた習い事も

 

母はどう思うだろう

そんなしょーもないことやめときなさいと言われるかな

無意識的に頭の中が母の考えで一杯になるのです。

母にほめられたい

そのままの自分ではだめだ

優秀な私でいなければならない

継続力がなくて悩んでいるという人の中にもこのような経験が思い当たる人もいるのではないかと思います。

大人になって色々な価値観があることを理解した今なら、親の考え方が極端なものであったとわかります。

でも、知らず知らずの間に刷り込まれた考え方の癖は簡単には治らないものです。

どうにか親の思考から脱出して、自分の意思で物事を続けられる人になりたい

そんな方法はあるのでしょうか。

今やるべきことだけを考える

何ごとも続けられる人になる方法、それは「今」を見ること。

先ほどもお話したように、完璧主義者はすぐに結果を見ようとします。

しかも、「うまく行くはずがない」、「成功しないだろう」という悪い結果を。

まず、そのような頭をよぎる悪い結果は幻想だということを理解すること。

そして、1を100にする方法ではなく、1を2にする方法を考える。

つまり今やることだけを考える

 

掃除してもどうせすぐに散らかるしなーと考えてしまうのは、散らかっている未来の幻想を見ているから。

そうではなく、掃除したら部屋がきれいになって気分が良くなるという今を考える。

ブログにしたって、こんなことやって何になるんだろう…じゃなく、今日1記事書いたら1つ記事が増える!と考える。

 

よく言われる「前向き」「ポジティブ」とは違います。

今目の前にあることを考える。

「私は掃除をします。」

「私はブログの記事を1つ書きます。」

ただそれだけ。それが現実に起きることですから。幻想は見てはいけません。

たったそれだけのことでずいぶん楽になるものです。

さいごに

完璧主義者は先回りして悪い結果ばかりを想像しているから物事を続けることができないということをお話してきました。

意識して今やるべきことだけを考えるようになってから、私はかなり楽になりました。

 

自分(親)が期待する自分と、自分の本当の能力のギャップに苦しんでいただけかもしれません。

自分に過度な期待をかけて自分を苦しめるのは終わりにしましょう。

今やりたいこと、目の前にあることだけを見ていれば、いずれ結果がついてくると信じています!

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