本日、在日米軍の航空機2機が高知沖で訓練中に接触し墜落したというニュースがありましたね。
今回の事故の場所は高知沖で海上だったため、民家への被害などは確認されていないようですが、航空機墜落というのは普段生活をしている側としては何とも防ぎようがない災害のひとつですよね。
地震や台風なども防ぎようがないと言えばそうですが、備蓄をしたり、防災意識を高めることで被害を少なくすることもできます。
でも、飛行機が落ちてくるなんてこれ以上ない「想定外」です。
落ちてくる飛行機を見つけたとして、被害を軽くする方法を判断できるでしょうか?
まず無理ですね。
私なら単に眺めているだけだと思います!
2015年にも調布市で小型飛行機が民家に墜落したというニュースがありましたし、沖縄では米軍機の部品が落下してきたというニュースもありました。
確率から言うと宝くじに当たるよりも低いのかもしれませんが、このような事故が起きているのは事実ですので、備えておく必要があるのかもしれません。
賠償と保険について調べましたので、参考になればと思います。
目次
被害にあったら賠償してもらえる?
万が一自宅に航空機が墜落してきたとして、まずこちらには何の落ち度もありませんし、加害側の過失が認められた場合、相手に賠償責任があります。
ですが、加害側が亡くなられた場合は不起訴となるケースや、加害者遺族の相続放棄などで賠償されないということがあり得るようです。
また、日本に駐留する米軍機による事故に巻き込まれた場合は、防衛省を通して損害賠償の手続きができますが、2~3年という期限で時効が設定されています。
どのような場合でも100%賠償してもらえるとは限らないんですね・・・。
もし賠償してもらえないとなると、半壊だろうが、全壊だろうが自分で修繕や建て替えにかかる費用を払わなければなりません。
そうなると大変ですね。
やはり補償してもらえる保険に入っておいた方が良いのでしょうか。
航空機墜落による被害を補償してくれる保険は?
万が一自宅に航空機が墜落してきた場合、被害を補償してくれる保険はあるのでしょうか。
それは、火災保険です。
補償内容の項目は保険会社によって微妙に異なるようですが、
- 「建物外部からの物体の落下・飛来」
- 「航空機の墜落」
このような項目が当てはまります。
契約している保険の補償範囲に上記の条件が含まれているかどうかが問題ですよね。
加入中の火災保険を確認してみた
我が家が加入している火災保険の内容が気になったので早速保険証券を確認してみました。
①火災、落雷、破裂、爆発→〇
②風災、ひょう災、雪災→Ⅱ型となっていますが補償範囲内です。
③物体の落下等
思いっきり×が付いていますが、これですね!
我が家は補償範囲外でした。
空から何も降ってこないように祈るしかありません。
加入したのは約5年前ですので、今となってはなぜ補償を外したのかはっきりとは覚えていませんが、加入する時保険の窓口のお姉さんのアドバイスで外したような気がします。
まず必要ないので外しておきますね~
って感じだったような。
契約内容も細分化されていますし、必要ない補償は外した方が保険料も安くなりますからね。
我が家と同じような補償範囲になっているご家庭も多いのではないかと思います。
自動車の飛び石・投石での破損や鳥が飛び込んできてガラスが割れたなども補償の範囲に含まれる場合が多いようですので、保険料の支払額が変わらないのであればもちろん加入しておいた方が安心ですが。(詳細は各保険会社の約款をご参照ください)
でも、航空機墜落、部品落下、隕石落下・・・
これらの被害にあうかどうか、このへんはもう運としか言えない領域のような気もしますよね。
「万が一」どころか「億が一」以上なのでは・・・。
ということで、我が家は補償範囲外のままにしておくのではないでしょうか。
さいごに
航空機事故のニュースを知り、少し気になったので我が家の保険が「建物外部からの物体の落下・飛来」や「航空機の墜落」が補償範囲に入っているかどうかを確認してみました。
この機会に保険内容を一度確認されてみてはいかがでしょうか。